◆【3】、アンブシュアの強さと柔軟さ /0014

アンブシュアが不安定で弱くてバテやすかったら、スタミナをつけるため楽器を長い時間吹けばいい?そうしたら、アンブシュアはより強く鍛えられる?

クラリネット宮前和美


 

アンブシュアで悩んだときに、知っておきたい9つのこと。

 

3、【アンブシュアの強さと柔軟さ】

 

楽器は親指で支え、しっかり前歯に固定し、圧力を作り出す必要があります。(クラリネットの場合。)

それに対して、揺れたり、動いたりしないように、アンブシュアで強くしっかり動かないように、安定させて吹こうとしていました。

楽器を数日吹かない場合は、必要な分の筋力が落ちてしまうこともあります。

でも、毎日吹いているのにそのアンブシュアが不安定で弱いのは、口の筋肉が弱いから、スタミナをつけるため楽器を長い時間吹く必要があると、その延長線上で考えていました。

楽器を吹くほど鍛えて強靭になり、固定されるはずだと、時間を課すような練習をする時期もありました。

ですがもし本当にアンブシュアが全く作れなくなるほどバテたり、形を保てず音が出なくなるほど息漏れしたりするのは、アンブシュアの筋力で事足りなくなるほどの、オーバーワークを課している原因が他にあるのではないでしょうか?

例えば、「喉を開ける」「口の容積を広くする」類のことや、「歯茎や、頬に筋肉を密着させていない」ということ。

今思うと、抵抗と圧力を生み出す場所を間違えたり、必要なエネルギーが不足していたりしたため、すぐ口がもたなくなり息漏れしバテてていたと思います。(これについては、違う機会に取り上げます。)

 

さらに音の跳躍や強弱や高低などで、絶えずアンブシュアは動きの中で微細にコントロールする必要があるのですが、全てを固定して動かないようにしていたら逆にコントロールの柔軟性を奪ってしまうことが悪影響にもなります。

圧力のかけ方と息の出し方とその受け止め方の適切な場所を見つけ、実際に必要な前歯と親指の圧力に対して、固定させ安定させる部分と、柔軟性や動きがある部分の棲み分けの理解が必要です。

 

 

(参考:◆アンブシュアで悩んだこと、今までありますか? /0011


「アンブシュアで悩んだときに、知っておきたい9つのこと。」

1、【アンブシュアは、立体構造である。】
2、【アンブシュアは、誰でも同じなはずはない。】
3、【アンブシュアの強さと柔軟さ】

 

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.