正しいアンブシュア=良い音、という方程式は合っていますか?調子を崩した原因は、本当にアンブシュアのせいですか?
クラリネット宮前和美
「アンブシュアで悩んだときに、知っておきたい9つのこと。」
6、【アンブシュア×息】
管楽器は息があってこそ。
発振体に振動が起こってこそです。
「息×アンブシュア」と共同して振動を作っていることが、大大大前提にあります!
アンブシュアのことを考えると、息のことが忘れられてませんか?
というより過去の私に会えるなら、形にとらわれて、息のことを忘れてるよね?と断言しにいきたいくらいです。
アンブシュアの形が、整っていたり、安定していたり、綺麗だったり、正しい位置にあるから振動が作り出されるのではありません。
息のスピードや圧力がある状態で、それに適したアンブシュアが作られています。
調子を崩す原因は、アンブシュアというよりも、息の適切な使い方ができておらず調子が悪くなっているという方に、分配が上がっている可能性があります。
アンブシュア方程式を作るなら、
正しいアンブシュア=良い音
ではなくて、
アンブシュア×適切な息=良い音
という感じです。
息をどう使っているかが、アンブシュアに大きな影響をしています。
それと共に、アンブシュア問題と付き合うこと!
「アンブシュアで悩んだときに、知っておきたい9つのこと。」
1、【アンブシュアは、立体構造である。】
2、【アンブシュアは、誰でも同じなはずはない。】
3、【アンブシュアの強さと柔軟さ】
4、【自分で動かせない筋肉と、感覚がない筋肉がある。】
5、【アウターマッスルが、でしゃばることがある。】
6、【アンブシュア×息】
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