Facebookページ【多くの音楽家が知らないでいる、演奏に役立つこと。】
に2018年3月20日に投稿した記事です。
この楽語を、作曲者が書いた意味と意図が、絶対にある。
「con grazia(コン グラツィア)」の本当の意味はなんでしょう?
譜面に出てきた楽語。
知ってて吹くのと、知らずに吹くのと全く違うよ。
もしここにこの楽語がなかったとしても、音から伝わってくる音楽のイメージだけで曲を表現できるかもしれない。
でもこの楽語を、作曲者が書いた意味と意図が、絶対にある。
なのに、その意味を知らなかったらどうなると思う?
もし、
この意味がもし、麗しいだったら?
この意味がもし、美しいだったら?
この意味がもし、艶(あで)やかにだったら?
同じ明るい曲想の中でも、全然違う音とイメージで吹けるよ。
聴いてて。
そんな風にレッスンしたら、とても興味を持ってくれた。
ほんのちょっとのバニラエッセンス程度かもしれないけれど、言葉のインスピレーションが音楽を変える。
それでは、
「con grazia(コン グラツィア)」
の本当の意味はなんでしょう?
答えは宿題ね。
調べてきてね。
そう言ったら、手の甲にデカデカと書いてました(笑)
忘れちゃいけないこととか、持ち物とか、宿題とか、よく手に書いていたのを思い出しました。
たった一言の楽語から伝わる、作曲者からのメッセージがある。
大切です。
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に2018年3月20日に投稿した記事です。
クラリネット奏者、アレクサンダー・テクニーク教師
宮前和美
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