◆管弦楽部中高生の合宿参加と、SNSとの付き合い方。

私にとってSNSって普段平和なのに、いきなり自分にとって刺さるときがある。さっき目に飛び込んできたシェアされた投稿一つで、一瞬息が止まり目が動かなくなり心の奥から爪先にかけて何かが走り抜け動悸がした。悔しいけど、サッとスクロールして無視すればいいのに、それができないってことは無関係でいられてない。
クラリネット奏者、アレクサンダー・テクニーク教師 宮前和美

昨日から河口湖で管弦楽部の合宿。
(アイキャッチ写真はレッスン室からの風景。)
中高生のときには、こうやって泊まってでしか経験できないことがたーーっくさんあることを、私の過去の記憶を辿ってみると、ざくざくといまだに鮮明な記憶が掘り起こせることから実感する。
トレーナー先生の言ったことの一つ一つや、先輩後輩との関係や、生徒同士で切磋琢磨したことは、10年20年後どうやってこの子達の記憶に残ってるんだろう。
きっといま一緒に経験しているはずなのに、私は忘れてしまう色々な出来事が、この子達の記憶の奥深くに鮮明に刻まれていっているのだと思うと感慨深い。
私にとってSNSって普段平和なのに、いきなり自分にとって刺さるときがある。
さっき目に飛び込んできたシェアされた投稿一つで、一瞬息が止まり目が動かなくなり心の奥から爪先にかけて何かが走り抜け動悸がした。
悔しいけど、サッとスクロールして無視すればいいのに、それができないってことは無関係でいられてない。
普段見ないですんでいるから平和でいるけどまだまだ傷を負っていると知る。
大人と呼ばれる歳になってもう何年も経っているのに、個人的一方的なことでもそんな反応をSNSでしてしまう。
合宿に参加していた楽器講師同士で話していた中で、いま中高生たちが抱える人間関係はリアルとSNSがあり、Lineグループ内での出来事が次の日の教室内でいじめになることがあると話題に上がった。
私は大学生になってから携帯もネットの世界も急に浸透していった、生まれたときから身近にあった世代ではないから、ということもないのだけれど(まどろっこしすぎて意味をなしてない、けどそのまま載せちゃう。)、精神的に割り切ってSNSを使えるような、元々の経験値が中高生よりあるはずなのに、それでもこんな風に投稿一つで刺さることがある。
なおさらSNSの中の世界がもっと大きな存在で、しかもコミュニケーション能力が発展途上の中高生にとって、SNSの動向一つで本当に生き死にに関わるくらいの衝撃を受けてしまうことがあると想像する。
この時代に中高生として生まれなくってよかったと冗談のように言う講師の先生の発言は一部本音であり、それに私も共感できてしまうほどに。
使わなければいい、距離をおけばいいと言うのは簡単。
親が高校生まで持たせない家庭もあるけれど、ここまで浸透しているネットやSNSの世界には、中学生にもなれば何かしら関わらずにいられない。
自己肯定感を持ち続け、ときに傷つきながらそれがダメージではなくて経験値として積まれていき、どうにかこの難しい世の中をくぐり抜け、成長していって欲しいと願う。
中1で初参加し、合宿のパート練習のメニューを先輩達と一緒にやって、自分が一番出来なかったことに悔しくて大泣きした子が、今やぐいぐい後輩を引っ張ってお手本になる姿を見せている。
色々な可能性がある将来の中から、自分で選択し日々の生活の中で自己実現をし成長していく。
難しい時代ではあるけれど、前途洋々と言える年代であることはいつの時代でも変わりない中高生。
とても新鮮で、懐かしかった。
クラリネット奏者、アレクサンダー・テクニーク教師 宮前和美
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